研究課題/領域番号 |
24K21679
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分26:材料工学およびその関連分野
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
佐藤 裕之 弘前大学, 理工学研究科, 教授 (10225998)
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研究分担者 |
峯田 才寛 弘前大学, 理工学研究科, 准教授 (20804602)
鈴木 茂 東北大学, マイクロシステム融合研究開発センター, 教授 (40143028)
乾 晴行 京都大学, 工学研究科, 教授 (30213135)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2025年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2024年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 六方晶 / 純金属 / ナノ結晶 / ランダム粒界 / 延性・展性 |
研究開始時の研究の概要 |
代表者らは,100nm級の微細結晶粒径のHCP金属の焼結体が,結晶粒が伸長しながら高い延性を発現することを見いだした.HCP金属はすべり変形の自由度が小さく,延性の発現には粒界での塑性緩和が不可欠で,高い延性は粒界が優れた転位の吸収とひずみの緩和能力を持っていることを示唆する.この研究では,結晶の配向が無秩序で,隣接する結晶粒間に特別な関係がない粒界(ランダム粒界)や,微細な空隙がナノメタルの延性に及ぼす影響を調査する.ランダム粒界や,一般には有害と考えることが多い微細な空隙が,強度や延性に及ぼす影響を調べ,3次元の欠陥による強度制御の可能性を拓くことを目指す.
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