研究課題
挑戦的研究(萌芽)
研究代表者は、銅錯体を金属銅に還元する液相還元法において、銅結晶の(100)面に選択的に分子を吸着させ、(111)面を優先的に成長させた銅1次元物質(ナノワイヤ)の合成を報告している。一方で、前述とは真逆の(111)面に選択的に吸着する物質/条件を発見し(100)面を優先的に成長させ、銅プレート粒子の合成に成功している。そこで、本研究では(111)面への物質の吸着機構の電気化学的な解明から最適吸着物質を特定し、(100)への優先的な銅析出により、プレート粒子の厚みと広さの厳密な制御からプ2次元物質合成を試みる。