研究課題/領域番号 |
24K21692
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分26:材料工学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
辻井 直人 国立研究開発法人物質・材料研究機構, ナノアーキテクトニクス材料研究センター, 主幹研究員 (90354365)
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研究分担者 |
大村 彩子 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (60425569)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 遍歴電子磁性 / 価数揺動 / 重い電子 / 量子臨界点 |
研究開始時の研究の概要 |
従来のf電子系の枠組みでは、局在的なf電子と自由電子的な伝導電子が混成するcf混成モデルが基本であり、混成強度 Jcf を唯一のパラメータとして、ほとんどのf電子系物質をDoniach相図上で横一列にプロットすることが可能であった。しかしYbCo2、YbMn2Sb2などにおいては4f電子の価数不安定性と3d電子の磁気不安定性が強くリンクし、従来のcf混成モデルで説明できない。本研究は、d電子と4f電子の二重不安定性によって現れる新奇な物性に着目し、磁場・圧力・組成等のパラメータを変化させて系統的な研究を始めて行い、d+f電子系における新しい金属磁性を開拓する。
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