研究課題
挑戦的研究(萌芽)
本研究では,温度応答性ハイドロゲル(PNIPAm)を支柱配列の素材とし,温度制御によって分離直径を動的に制御する新しい粒子連続分離プロセスを提案する.本提案の有効性実証のために先ず,ペルチェ素子を用いて温度を変化させ, PNIPAm支柱配列の可逆的体積相転移(膨潤・収縮)の時空間特性を評価する.さらに,各種粒子の懸濁液をマイクロ流路に送液し,温度制御による分離直径の動的操作を実証する.