研究課題
挑戦的研究(萌芽)
本研究は、トポロジカル単結晶薄膜と呼ばれる空間反転対称性がある方向に徐々に破れるフェライトに基づき、長・短期記憶(LSTM)機能を同時に有する量子リザーバーコンピューティング(QRC)を提案するものである。トポロジカル単結晶は量子ビットに担体するとともに、ダイナミック的なスピンソリトンをトポロジカルスピンテクスチャにトランスフォーする事により長期記憶可能な磁気スキルミオンへと変化する。トポロジカル単結晶は強いスピン軌道相互作用によって、磁気スキルミオンを安定化させ、高密度量子メモリの形成を可能にする。本研究は量子計算と高密度メモリを一つのチップに集積を挑戦する。