研究課題
挑戦的研究(萌芽)
本研究では、超臨界アンモニアへのAlN溶解度曲線を各酸性鉱化剤について作成し、溶解度データに基づいてAlN結晶育成条件に最適な鉱化剤、温度、圧力条件を見出す。また、溶解度測定の際に析出物を回収して粉末X線回折による定性分析を行い、中間体であるAl錯体を同定することで溶解・析出過程を解析する。超臨界アンモニアに溶解しているAl錯体からAlNが析出する過程を明らかにすることで、これまでにアモノサーマル法でバルクのAlN結晶が作製できていない原因を解明する。