研究課題/領域番号 |
24K21748
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分31:原子力工学、地球資源工学、エネルギー学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山村 朝雄 京都大学, 複合原子力科学研究所, 教授 (20281983)
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研究分担者 |
李 徳新 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (40281985)
鈴木 達也 長岡技術科学大学, 工学研究科, 教授 (70323839)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | Ra-224 / 二酸化トリウム / ミルキング / 金ナノ粒子 / ラジウム担持合金 |
研究開始時の研究の概要 |
原子力委員会がTAT用放射性同位体(RI)製造の国産化を求めている。申請者は、核原料物質トリウムの子孫核種の中にあるラジウムRa-224を純国産TAT用RIとして着目し、この単離法を提案した。初段のミルキングで膨大な量のThの溶解と溶液を扱う既報を採用せず、着想しにくい酸化物のカラムとしての利用に材料化学的研究を適用する。また、金表面にTATの抗体分子を結合できるナノ粒子製造法を提案した。製品のRaの固定化のために金・ガリウム系化合物を利用するという材料化学的手法である。最後に、年間必要量に対し、Ra回収率100%であれば複合研所有のThの数倍で国内需要を供給できるとの評価結果を得ている。
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