研究課題/領域番号 |
24K21754
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分32:物理化学、機能物性化学およびその関連分野
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
井口 佳哉 広島大学, 先進理工系科学研究科(理), 教授 (30311187)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 反応中間体 / 時間分解分光 / 縮重四光波分光 / マイクロリアクタ / クロスカップリング |
研究開始時の研究の概要 |
反応中間体の分子種や立体構造,電子状態を実験的に同定することは反応機構を明らかにすることにつながる。中間体は後続の反応で消費されるため,その寿命は短いことが多い。ストップトフロー法などでは,ミリ秒以上の時間スケールで進行する反応を追跡することができるが,同定されていない反応中間体の寿命はミリ秒よりも短いと予想されており,従来の方法では検出が困難である。本研究では,二種類の反応溶液をマイクロリアクタにより高速混合し,生成する中間体を縮重四光波混合により同定する装置を開発する。この装置を用いて,溶液混合により開始される化学反応の中間体をマイクロ秒程度の時間分解能で同定し,反応機構を明らかにする。
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