微小水滴を反応場として用いる自発的酸化還元反応の実現

• 研究課題/領域番号: 24K21758
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分32:物理化学、機能物性化学およびその関連分野
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 迫田 憲治 大阪公立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (80346767)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円); 2025年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2024年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
• キーワード: 微小水滴 / 酸化還元 / 蛍光分光

研究開始時の研究の概要

本研究では，微小水滴中において進行するとされている自発的酸化還元反応について，(1) 微小水滴中において生成している可能性が指摘されているOHラジカルをレーザー顕微分光法を用いて直接観測すること，(2) 微小水滴中に溶存させたフルオレンのCH結合の酸化，および (3) 微小水滴中におけるCO2の還元に取り組む。(2) については顕微分光装置を用いた蛍光検出，(3)についてはラマン散乱および質量分析を併用した検出に取り組む。