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ベンザイン発生による不斉情報の安定性の変化に基づく軸不斉ビアリールの動的立体制御

研究課題

研究課題/領域番号 24K21761
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分33:有機化学およびその関連分野
研究機関東京農工大学

研究代表者

森 啓二  東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10515076)

研究期間 (年度) 2024-06-28 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2026年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードベンザイン / 軸不斉ビアリール / 動的立体制御
研究開始時の研究の概要

本研究では、一方の芳香環の2位と3位にそれぞれOTf基とSiMe3基を、他方芳香環の2’位のベンジル位にヘテロ原子団を備えた化合物をビアリール類を原料として用いる。この化合物に対してフッ化物イオンを作用させるとベンザインが生じるが、そのベンザインの歪みの解消および安定性の高いベンジルカチオンの発生を駆動力として、近傍にあるヘテロ原子団の転位反応が、しかも立体選択的に進行すれば、所望の不斉転写型の軸不斉ビアリールの不斉合成が実現できることになる。このような分子内の置換基の移動(結合活性化)と動的立体制御を同時に行う不斉合成の達成例はなく、ベンザインの新しい利用法を切り拓く手法となる。

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公開日: 2024-07-03   更新日: 2024-08-28  

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