研究課題
挑戦的研究(萌芽)
金属原子を炭素材料等に担持した“単原子触媒”は、高い触媒活性や優れた反応選択性などの優れた特性を示す。しかし、従来の単原子触媒調整法では担持量が1-2wt%にとどまる。本研究では、キレート部位を持つ有機フレームワークやケージ分子に着目した全く新しい単原子触媒調整法を開発する。すなわち、規則配列されたキレート部位で金属原子を捕捉し、温和な条件で金属原子を固定化することで、超高密度単原子触媒を得る手法を開発することを目的とする。