研究課題/領域番号 |
24K21800
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分35:高分子、有機材料およびその関連分野
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
大矢 裕一 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (10213886)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2025年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2024年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | トポロジカルゲル / 超分子 / 力学物性 / 温度応答性 / エラストマー |
研究開始時の研究の概要 |
「トポロジカルゲル」は,可溶性分子鎖同士の物理的な絡み合いのみからなるゲルで,これまでに純粋な合成成功例は無い。本研究では,数百万超の分子量を持つ溶媒に可溶な3次元網目状巨大分子(分子ネット:MN)の溶液中で,水溶性モノマーを重合し,伸長する高分子鎖がMNの網目を何度も貫通(縫込み重合)することで,動的架橋をもつトポロジカル様ゲル(MNゲル)を作成する。得られるMNゲルは物理的拘束のみから構成され,より純粋なトポロジカルゲルに近い。MNゲルおよびその発展型ゲルの合成の最適化を行うとともに,トポロジカル構造に起因する特異な力学物性を発現する新たな「MNゲル」の概念を創出する。
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