研究課題
挑戦的研究(萌芽)
本研究では、無焼成結晶性セラミックス前駆体として塗布性のオリゴマーを得ることを目的とする。オリゴマーは低分子修飾により安定化させ、高い溶媒分散安定性と制御された反応性を有する塗布性の材料とする。塗布後の乾燥過程で、有機分子の脱離(蒸発)とともにオリゴマーが空気中の二酸化炭素と反応し、安定な高結晶セラミックスを生じるように設計する。本研究で想定する将来展望は、多様な分野で利用されているセラミックスのユニークな製法を提案し新たな用途展開に繋げることである。