研究課題
挑戦的研究(萌芽)
AMPA型グルタミン酸受容体(AMPA受容体)は、記憶・学習時にシナプス膜上の発現量が増加するなど、その動態変化が記憶の分子基盤だと考えられている。しかし、AMPA受容体が動態変化するのは直径が200-500 nmのシナプスと呼ばれる微小空間であり、分解能が200-300 nmの共焦点レーザー顕微鏡ではその動態を解析することはできない。本研究では脂質をExMで可視化する方法を開発し、我々がこれまでに開発してきたAMPA受容体の蛍光ラベル化と組み合わせて、AMPA受容体シナプス動態の「超・高解像」可視化解析に挑む。