研究課題/領域番号 |
24K21829
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分38:農芸化学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
永田 裕二 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (30237531)
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研究分担者 |
大坪 嘉行 東北大学, 生命科学研究科, 准教授 (40342761)
岸田 康平 東北大学, 生命科学研究科, 助教 (80816843)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 遺伝子水平伝播 / 可動性遺伝因子 / 環境汚染物質 / 細菌 / 膜小胞 |
研究開始時の研究の概要 |
環境常在細菌は、人為起源物質で環境が汚染されると、「特殊性の高い分解酵素遺伝子」を細胞外から獲得することで分解細菌となる。しかし、膨大な量のゲノム・メタゲノム情報にも、それら遺伝子の直接の進化的起源が推測できる配列は見出されておらず、細菌は現在のメタゲノム解析技術では検出不可能な未知の「環境遺伝子プール」から必要に応じて適当な遺伝子を獲得し、利用していると考えられる。本研究では 、「人工の有機塩素系農薬分解細菌」をモデルとして、この細菌の「遺伝子獲得に関する機構」を解明し、微生物の未開拓な遺伝子資源の効率的利用法を開発する。本研究の成果は、応用にも直結し、幅広い波及効果が期待できる。
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