非モデル植物種をモデル植物化する：分化操作と生活環短縮技術の開発

• 研究課題/領域番号: 24K21830
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分38:農芸化学およびその関連分野
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 井川 智子 千葉大学, 大学院園芸学研究院, 准教授 (00360488)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 細胞分化 / 開花 / 遺伝子組換え / ゲノム編集

研究開始時の研究の概要

現代では複数の有用植物種でゲノム配列情報が蓄積しているものの，個々の植物種での遺伝子機能解析が進んでおらず，これは遺伝子組換え技術の汎用性の低さが要因の一つである。これまで細胞からの個体発生誘導と遺伝子導入による組換え体作出の技術は対象植物種ごとに個別に整備されてきたが，本研究ではこれらを統合した組換え体作出技術を多様な植物種に適用できる技術の改良を行う。さらに効率的な遺伝子機能解析を可能とするために，複数の植物種において生活環を短縮した新規モデル植物系統の確立を目的とする。