植物由来機能性RNAが織りなすファイトケミカル・ブースティングの実態に迫る

• 研究課題/領域番号: 24K21841
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分38:農芸化学およびその関連分野
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 藤村 由紀 九州大学, 農学研究院, 准教授 (20390304)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2025年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2024年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
• キーワード: ファイトケミカル / 機能性RNA / miRNA / ポリフェノール / ブースティング効果

研究開始時の研究の概要

近年、食餌性の植物 miRNA が動物体内でも作用する可能性が示されたが、miRNA を含む機能性 RNA 成分がファイトケミカル（植物由来生理活性成分）として機能する仕組みは未だ不明な点が多い。そこで本研究では、食餌性植物の潜在的生体調節作用に対する機能性 RNA（miRNA）の役割を解明すべく、植物 miRNA の吸収機構の可視化と共に、代表的なファイトケミカルであるポリフェノールの生理機能を植物 miRNA が増強するブースティング効果の実態解明を試みる。