研究課題
挑戦的研究(萌芽)
ミトコンドリアにおけるジカルボニル代謝機構に関する知見は世界レベルで皆無であることから、糖化ストレスに対するミトコンドリアの応答機構については全く未開の研究領域であり、今後のミトコンドリア糖化ストレス研究の突破口となる点で挑戦的意義が大きい。また、ミトコンドリアを介する糖化ストレス応答機構という新たな学術体系の創出へとつながる。さらに、将来的にはES1や本研究で探索する代謝酵素を標的とした創薬研究が、糖尿病や認知症をはじめとする糖化ストレス関連疾患に対する治療方法の開発において、革新的イノベーションをもたらし、それらの糖化ストレス関連疾患の新規治療薬を創出することが期待できる。