研究課題
挑戦的研究(萌芽)
植物病原菌の防除手段として、植物の免疫応答を人工的に活性化させる抵抗性誘導剤(プラントアクティベーター)が活用されている。病原菌を標的とする殺菌性薬剤とは異なり、プラントアクティベーターは植物の免疫応答を標的とする薬剤であるため病原菌に打破されにくく、また環境への負荷も低いため持続可能性が高い病原菌防除手段である。グローバル化に伴い新しい病原菌の流行も懸念されており、本課題では植物免疫を活性化させる物質として「糖」に着目し、プラントアクティベーターとしての利用法を探る。