研究課題
挑戦的研究(萌芽)
申請者は、進化の初期に分岐したシアノバクテリアが他の微生物では類をみないほど高濃度の重金属を取込んだり、色素分解できることを最近見出した。このシアノバクテリアは高いCO2濃度で増殖するため、工場から排気されるCO2を利用すればカーボンニュートラルに貢献できる。また、排熱利用して容易に培養することが可能であるため、本研究が成功すれば持続可能な脱炭素な環境浄化システムになることが期待できる。本研究では、光合成微生物であるシアノバクテリアを利用して、カーボンニュートラル、かつ、持続可能な環境浄化システムを構築する。