parental CRISPR法で拓く昆虫科学の新時代

• 研究課題/領域番号: 24K21869
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分39:生産環境農学およびその関連分野
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 大門 高明 京都大学, 農学研究科, 教授 (70451846)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円); 2025年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2024年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
• キーワード: 昆虫 / ゲノム編集 / CRISPR / DIPA-CRISPR

研究開始時の研究の概要

本研究では、昆虫の成虫に注射することでゲノム編集を行う革新的なゲノム編集法（＝parental CRISPR法）の高度化を目指す。ゲノム編集ツールであるCas9タンパク質に様々な工夫を施すことにより、parental CRISPR法の効率の向上とアプリケーションの拡大を図る。さらに、表現型未知の遺伝子に対しても合理的にアプローチするための方法論を確立する。本研究の成果は昆虫科学の発展を基礎・応用の両面から強力に牽引し、昆虫科学に新しい時代を拓くものと期待される。