タンパク質工学による難生産性タンパク質生産法の確立

• 研究課題/領域番号: 24K21935
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
• 研究機関: 東京医科歯科大学
• 研究代表者: 堤 尚孝 東京医科歯科大学, 高等研究院, 特任准教授 (70963495)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円); 2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 難生産性タンパク質 / 難発現性タンパク質 / タンパク質工学 / 膜タンパク質 / 可溶性タンパク質

研究開始時の研究の概要

タンパク質科学、およびタンパク質の医薬応用を推進する上で最も重要となるのが材料となる高品質組換えタンパク質の生産である。典型的な難生産性タンパク質には、上市されている医薬品の約30%が作用標的とするGタンパク質共役型受容体 (GPCR) をはじめとした膜タンパク質や一部の可溶性タンパク質が含まれ、いくつかのタンパク質ファミリーでは機能性タンパク質の組換え発現・精製例が非常に少ない。本研究では、膜タンパク質・可溶性タンパク質の双方に関して、タンパク質工学的手法を用いてモデル難生産性タンパク質の効率的な大量生産法を確立し、基礎・応用研究に向けた基盤とすることを目的として研究を進める。