研究課題
挑戦的研究(萌芽)
DNA損傷応答においては、DNA損傷部位にMre11やKu70/80、53BP1などの多数の損傷応答因子が集積し作用することでDNAが修復される。メディエーター複合体のサブユニットであるMED26は、損傷応答プロセスのごく初期に損傷部位に液滴を形成し、液滴内に修復因子を集積させている可能性が考えられた。本研究では、DNA損傷応答におけるMED26の未知の機能を分子レベルで解明する。