研究課題/領域番号 |
24K21946
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
片平 正人 京都大学, エネルギー理工学研究所, 教授 (70211844)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 細胞周期 / 核酸構造 / インセルNMR |
研究開始時の研究の概要 |
応募者はヒト生細胞中の核酸のNMRシグナル(インセルNMRシグナル)を観測する事に世界で初めて成功した。インセルNMR法に基づいて、非標準型核酸構造のヒト生細胞内における形成を示す事に成功した。また試験管内に比べて生細胞中においては、核酸塩基対がより頻繁に開く事も見出した。さらに核酸とタンパク質の相互作用を生細胞内で原子レベルの分解能で検出する事にも成功した。 本研究では、非標準型核酸構造の形成・量比及び生細胞内における塩基対が開く頻度の上昇が細胞周期に依存するのかを、インセルNMR法によって検証する事を目的とする。得られる知見は、細胞周期に依存した基本的な生命現象の理解にも資すると考えられる。
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