研究課題/領域番号 |
24K21955
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
鴫 直樹 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 副ラボ長 (20392623)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2025年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2024年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | ubiquitin / 硫黄修飾塩基 / 翻訳後修飾 |
研究開始時の研究の概要 |
まず原始ユビキチンタンパク質による好熱菌tRNAの硫黄塩基の生合成制御に焦点をあて、ユビキチン翻訳後修飾のもっとも古い意義と機能を解明します。硫黄塩基の生合成系は多数の酵素群からなり、真核生物ユビキチンに類似したタンパク質が硫黄を運搬しています。このタンパク質は、生合成系自体を翻訳後修飾しており、これが翻訳後修飾現象のはじまりと考えています。また好熱菌がもつ4つのユビキチン類似分子について各々の機能制御機構を解析し、原核細胞の諸機能への関わりをより包括的に理解します。さらに始原的機能が複雑な真核生物の系へ進化した道筋について考察し、将来的に病原菌や有用物質生産菌の細胞機能制御を目指します。
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