研究課題
挑戦的研究(萌芽)
海馬の鋭波リップルは身体を移動しない不動状態や摂食飲水など欲求を満たす完了行動で発生するとされてきた。我々は頭部固定と移動制限で常に不動状態にあるラットでは、オペラント学習の報酬を得るため飲水する完了行動で鋭波リップルは逆に消失することを見出した。本研究では、飲水を要さない腹側被蓋野ドーパミン系の光遺伝学的刺激を報酬として与え、脳内報酬系の活性化に伴う鋭波リップルの発生動向を解析する。