研究課題
挑戦的研究(萌芽)
本研究構想では、「栄養シグナル」としてのアミノ酸の伝達する情報(アミノ酸コード)に着目し、新しいニュートリゲノミクス研究手法をこの領域へ展開することで、KLF15遺伝子を手がかりにアミノ酸コードの動作原理の解明に挑戦する。アミノ酸コードの活用については、疾患発症予測などへの臨床応用も始まってはいるものの、その動作原理についてはほぼ未解明のままであり、本研究を通じてアミノ酸による栄養代謝調節メカニズムを解明でき、その動作原理を理解できるようになれば、さまざまな疾患の治療介入の新しい方法論へ繋がると期待される。