静止期肝星細胞の細胞死調節機構と肝臓恒常性維持機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K22114
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分53:器官システム内科学およびその関連分野
• 研究機関: 東京医科歯科大学
• 研究代表者: 柿沼 晴 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30372444)
• 研究分担者: 松沢 優 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (30733844)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2024年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: iPS細胞 / 星細胞 / 肝線維化 / 細胞死

研究開始時の研究の概要

研究グループでは、これまでの研究でヒトiPS由来細胞を用いた独自の肝疾患病態モデルの樹立を進め、開発、報告してきた。これらの独創的な研究を背景として本研究では、<1>肝星細胞移植モデルの確立を行う。次に、<2>肝星細胞の細胞死制御メカニズムに関する病態モデル研究を行う。その知見を利用して<3>静止期肝星細胞を除去したマウスでの形質を明らかにすることで、静止期肝星細胞が調節する肝臓の恒常性調節機構を解明する。
これらの研究を通じて、肝線維化・発癌機構に関する新規の知見を得て、将来的な分子標的として応用することを、本研究の目的とする。