親子愛着形成を評価する心拍変動の同期現象を可視化したツールを用いた相互作用介入

• 研究課題/領域番号: 24K22198
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
• 研究機関: 山形県立保健医療大学
• 研究代表者: 中村 康香 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (10332941)
• 研究分担者: 吉沢 豊予子 関西国際大学, 保健医療学部, 教授 (80281252)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: 心拍変動 / 愛着 / 同期現象 / 親子

研究開始時の研究の概要

近年の研究では、相互作用が上手く行われると、親子間において心拍変動が同じリズムで変化する、心拍変動の同期現象が起こることが明らかになっており、愛着形成の測定指標として注目されている。そこで本研究では、①心拍変動の同期現象を生み出す親子相互行動との関係性を明らかにし、②親子間の心拍同期現象が可視化できるツール(デバイス)を開発し、③新生児集中治療室（NICU）のような早期親子分離にある環境における、心拍変動の同期現象を生み出す親子相互作用行動介入への適用可能性とその効果について探求する。