| 研究課題/領域番号 |
24K22207
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| 研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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| 配分区分 | 基金 |
| 審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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| 研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
山添 淳一 九州大学, 大学病院, 講師 (30452717)
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| 研究分担者 |
重村 憲徳 九州大学, 歯学研究院, 教授 (40336079)
和田 尚久 九州大学, 歯学研究院, 教授 (60380466)
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| 研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2026年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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| キーワード | 味覚機能 / 食欲 / 口腔機能 / リハビリ / 食欲増進 / 口腔感覚 / グレリン |
| 研究開始時の研究の概要 |
グレリンはヒトとラットの胃から同定されたペプチドで摂食亢進や体重増加、消化管機能調節などエネルギー代謝調節に重要な作用を持つことが知られている。本研究では次の点を明らかにしたい。①口腔機能と食欲およびグレリン分泌との関連性を解明し、②食欲増進およびグレリン分泌を促す口腔機能リハビリテーション法の検討をマウス実験およびヒトに応用した臨床研究にて行う。本研究から得られる結果により、口腔機能が低下した高齢者およびがん患者対象の新規口腔リハビリテーション戦略の構築に繋げていく。
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| 研究実績の概要 |
九州大学病院の摂食嚥下リハビリテーションチーム内で「新口腔リハビリテーション法開発研究グループ」を多職種で立ち上げた。グループメンバーの職種は医師、歯科医師、摂食嚥下障害認定看護師、言語聴覚士、管理栄養士、歯科衛生士より構成されている。食欲が低下した患者の味覚閾値を主とした口腔機能を評価する仕組みを整備した。 咀嚼筋活動の制限による摂食行動量および血中グレリン濃度への影響を検討するために、マウスに与える液状飼料と固形飼料を作製した。さらに、咀嚼筋に分布する求心性神経(三叉神経)切断モデルマウスを作製した。歯の喪失による摂食行動量および血中グレリン濃度への影響を検討するため、臼歯部抜去モデルマウスを作製した。歯根膜の咀嚼咬合圧感覚低下による摂食行動量および血中グレリン濃度への影響を検討するため、対合歯抜去による咀嚼咬合圧解除モデルマウスを作製した。味覚刺激あるいは低下による摂食行動量および血中グレリン濃度への影響を検討するため5基本味の受容体応答を阻害したモデルマウスを作製した。さらに、味蕾オルガノイド(新3次元組織培養法)を用いた各種味刺激による味蕾応答解析し、グレリン発現に対する影響を定量・定性的に解析できるようRT-PCR法、western blot法および免疫染色法の薬品、抗体、各種器材について検討を行った。 基礎研究の進捗を病院摂食嚥下リハビリテーションチームで情報共有するための定例カンファレンスのスケジュールも構築した。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
3: やや遅れている
理由
2024年度に予定していた「口腔機能が食欲およびグレリン分泌に及ぼす影響」を検討するためのモデルマウス(三叉神経切断マウス)の作成が技術的に難しく、技術習得に予想以上の時間を要した。
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| 今後の研究の推進方策 |
口腔機能として重要な1)咀嚼筋活動低下、2)歯の喪失、3)咀嚼咬合圧低下、4)味覚低下の食欲およびグレリン分泌に対する影響を検討する。口腔機能低下モデルマウスを用い、食欲を摂食行動量測定装置にて、血中グレリン濃度をELISA法にて解析し、スクリーニングを行う。1) 咀嚼筋活動の制限による摂食行動量および血中グレリン濃度への影響:液状飼料摂取マウスと固形飼料摂取マウスの比較や、咀嚼筋に分布する求心性神経(三叉神経)切断モデルマウスを作製し、咀嚼筋活動阻害の影響を検討する。2) 歯の喪失による摂食行動量および血中グレリン濃度への影響:臼歯部抜去モデルマウスを使用し、歯の喪失による影響を検討する。3) 歯根膜の咀嚼咬合圧感覚低下による摂食行動量および血中グレリン濃度への影響:対合歯抜去による咀嚼咬合圧解除モデルマウス(Hasegawa D, Wada N, et al. J Cell Physiol, 2015)を使用し、咀嚼咬合圧低下による影響を検討する。4) 味覚刺激あるいは低下による摂食行動量および血中グレリン濃度への影響:食欲およびグレリン分泌に影響のある味覚の特定を目的として、5基本味を投与したマウスを使用し、味覚刺激による影響を、また、5基本味の受容体応答を阻害したモデルマウスを使用し味覚受容低下による影響を検討する。さらに味蕾オルガノイド(新3次元組織培養法)を用いた各種味刺激による味蕾応答解析を行い、グレリン発現に対する影響をRT-PCR法、western blot法および免疫染色法を用いて定量・定性的に解析する。
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