過食を誘導する新規神経回路の同定

• 研究課題/領域番号: 24K22245
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
• 研究機関: 群馬大学
• 研究代表者: 河野 大輔 群馬大学, 生体調節研究所, 助教 (10382904)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2026年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 過食 / 視床下部

研究開始時の研究の概要

過食は肥満発症の主要な原因であるが、過食を誘導する神経機構はほとんど分かっていない。我々は最近、視床下部の特定の神経細胞群が食事中に「さらに食べたい」と感じさせる働きをしていることを見出した。本研究では、このニューロン群が過食を促進すると仮説を立て、この神経細胞群を中心とした過食を促進させる神経経路を特定する試みを行う。具体的には、この神経細胞群の慢性活性化マウスモデルなどを作成し、過食を引き起こすかどうかを検証する。さらに、過食促進を担う上流および下流のニューロン群を特定する。