難治性である膵臓がんの増大機構の解明と新たな治療戦略の開発

• 研究課題/領域番号: 24K22261
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
• 研究機関: 同志社大学
• 研究代表者: 小林 聡 同志社大学, 生命医科学部, 教授 (50292214)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2025年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2024年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
• キーワード: 膵臓がん / 腫瘍増大機構 / アミノ酸トランスポーター / 細胞増殖因子 / 転写因子

研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、難治性である膵臓がんの克服のために、転写因子NRF3をターゲットにし た治療法を開発する点にある。申請者はNRF3が膵臓がんの増大に重要な機能をもつことを発見した。 すなわち、NRF3が膵臓がん治療の有効なターゲットになることが強く期待される。そこで 本研究では、NRF3による膵臓がん増大機構として、(1)細胞増殖関連因子CTGF、あるいは(2)アミノ酸トランスポータによるメカニズムを解明した上で、(3)NRF3阻害剤として作用するHIV治療薬nelfinavirが膵臓がん治療に応用可能か解析する。