研究課題
挑戦的研究(萌芽)
スポーツ・友人との会話・一人での創作活動,こういった情動的体験がいつ生じるか事前に不明なシナリオ不定の日常生活を超情動的にする情動共鳴現象を実現するための手法を確立する.覚醒性の情動刺激(歓喜・恐怖・興奮・緊張・警戒)を体験している人の身体反応を電気生理指標によりモニタリングし,適切なタイミングで胸腹部へ振動内受容感覚刺激を提示することにより身体反応を高揚し,情動刺激後に身体活動が高い状態を維持する.結果として,強い情動体験が生じたときのような,大きく・持続的な身体反応がひき起こされる.研究は「自己情動共鳴」の手法確立と,その拡張版である「他者間情動共鳴」の手法確立の2段構成である.