研究課題
挑戦的研究(萌芽)
2050年までに化石資源の使用をゼロにするため、バイオマスを利用した易分解性結合の探索と革新的なリサイクルシステムの構築に挑戦する。ケイ素を新元素として注目し、炭素-ケイ素結合の開裂特性を高分子リサイクルに応用する。ビフラン骨格を用いることで、選択的にC-Si結合を開裂できることを発見。これにより、易分解性接着剤としての可能性を探る。成功すれば、高分子や電子機器のリサイクルに大きな影響を与え、新たな学術分野を開く可能性を秘めている。