下水疫学調査を活用した蚊媒介性感染症の流行モニタリング技術の開発

• 研究課題/領域番号: 24K22360
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分64:環境保全対策およびその関連分野
• 研究機関: 山梨大学
• 研究代表者: 原本 英司 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (00401141)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円); 2025年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: 下水疫学調査 / 蚊媒介感染症 / デングウイルス / デジタルPCR

研究開始時の研究の概要

本研究では，これまで新型コロナウイルス感染症（COVID-19）等に対して適用実績のある，処理区域内のすべての人から排出される下水が集積される下水処理場で病原微生物を測定することで，その地域における感染症の真の流行状況を把握する「下水疫学調査」を，デング熱等の蚊媒介感染症に適用することを目指し，蚊媒介ウイルスを高感度で検出する検出技術を開発する。