完全合成型の遺伝子編集技術の開発に向けたDNA切断活性をもつ高分子開発

• 研究課題/領域番号: 24K22374
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分90:人間医工学およびその関連分野
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 内藤 瑞 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (50755329)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2025年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2024年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
• キーワード: 遺伝子編集 / DNA切断 / 合成高分子

研究開始時の研究の概要

CRISPR/Casシステムによる標的配列のDNA切断活性および遺伝子編集の報告以後、現在では基礎研究から医療や食産業などの応用分野で幅広く利用されている。一方で、Casタンパク質や gRNAの細胞内へと発現(導入)する点に課題が残されており、より簡便な次世代の遺伝子編集技術の開発が求められている。これに対して本研究では、Casたんぱく質・gRNAフリーの人工合成物のみからなる遺伝子編集技術の創出に向けて、DNAの切断活性を持つ高分子の開発を目指す。