研究課題/領域番号 |
24K22382
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分90:人間医工学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田中 賢 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (00322850)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2025年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2024年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ATP / タンパク質 / 水和 / 中間水 / ガラス転移温度 |
研究開始時の研究の概要 |
ATPのタンパク質の凝集を防止する性質は、ミリモルのような高濃度で見られ、細胞内のATPがエネルギー源として使用されるのに必要とされる濃度より高い。このATPの新しい機能は、相分離したタンパク質の凝集を防止するために重要である。本研究では、ATPやATPの分子集合体の周囲に水和した水の状態(中間水の構造と運動性)がタンパク質の凝集抑制に関係しているとの仮説を立て、バイオ界面水の解析により仮説の実証を試みる。本研究では、溶質である生体分子と溶媒である水分子に対等に着眼し、ATP模倣高分子を新規に合成し、タンパク質の凝集を制御できる高分子を設計する。
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