細胞治療のための液性因子作用局所化による人工合成ニッチの開発

• 研究課題/領域番号: 24K22406
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分90:人間医工学およびその関連分野
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 川口 綾乃 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (90360528)
• 研究分担者: 下向 敦範 岡山大学, 医歯薬学域, 講師 (00442971)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2026年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 液性因子 / 再生医学 / 神経幹細胞

研究開始時の研究の概要

進行した神経変性疾患への神経幹細胞移植治療のために、移植細胞の長期的な生存、適切な分化から神経回路形成までをもたらす生組織内の環境(ニッチ）の開発が求められている。本研究では液性因子の「分泌型」シグナルを「オートクライン型」あるいは周辺細胞への「接触型」シグナルに変換することによって液性因子の作用を局所化させ、「移植した細胞が機能発揮するために必要なニッチを、移植細胞自身が作り出す」仕組みの開発をめざす。