研究課題/領域番号 |
24K22428
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0101:思想、芸術およびその関連分野
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
古俣 めぐみ 岡山大学, ヘルスシステム統合科学学域, 特任助教 (41001572)
|
研究期間 (年度) |
2024-07-31 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 年齢 / 検査値 / 正常/異常 / 生権力 / 医学史 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、老化の進行度を「生物学的年齢」と呼び、それが「暦年齢」を上回っている人に対して強く介入が行われる事態が生じている。これは集団から得られる統計的指標を個人の正常/異常の基準に転用することで可能となるが、そのためには検査値をカテゴリーに分けることが不可欠である。特に年齢によるカテゴリー分けは、検査値の判断基準をどのような集団に対して設定するかを決定するため、正常/異常の規定の核心である。よって本研究では、19世紀の生理学に関する史料と20世紀の臨床化学・臨床検査医学に関する史料から、年齢による検査値のカテゴリー分けの出現およびそれと個人に対する正常/異常の判断との関係を歴史的に検討する。
|