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礼拝空間における尊像の作用と仏身観に関する研究―奈良時代の盧舎那仏像を中心に―

研究課題

研究課題/領域番号 24K22444
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0101:思想、芸術およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

田中 健一  京都大学, 文学研究科, 准教授 (00611188)

研究期間 (年度) 2024-07-31 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード彫刻史 / 日本古代 / 東アジア / 盧舎那仏
研究開始時の研究の概要

東アジアにおいては、仏像と仏とがいかなる関係を結ぶのかが常に問題視されてきた。仏の本体である「法身」は本来不可視の存在とされ、現実の世界には「生身」が仮象として現れると理解された。中国六朝期には仏像を通じた働きかけに「法身」が応じ「作用する」という信念が仏像を礼拝する場の基盤をなした。
本研究は、日本において仏教彫刻が現実世界に作用することが如何にして可能だったのか、という「問い」に対して、そのメカニズムを理解することを目的とする。およそ隋~初唐期において議論された仏身観が、仏像の宗教尊像としての作用・意義の変容を惹起し、奈良時代における仏像観に影響したという見通しを立て、これを検証し跡付ける。

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公開日: 2024-08-01   更新日: 2024-09-13  

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