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世紀転換期オーストリアにおける愛――モノローグとディアローグのはざまで

研究課題

研究課題/領域番号 24K22464
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0102:文学、言語学およびその関連分野
研究機関三重大学

研究代表者

白坂 彩乃  三重大学, 人文学部, 特任講師(教育担当) (31000218)

研究期間 (年度) 2024-07-31 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードオーストリア文学 / 世紀転換期ヴィーン / 精神的な愛
研究開始時の研究の概要

本研究は20世紀世紀転換期オーストリアにおいて〈精神的な愛〉を主題とした文学・思想 を対象に、愛における自己と他者の関係を析出することを目標にする。プラトンに淵源し、ヨーロッパ文学を貫いて現れるエロースは、他者をいわば自己の超越のための手段として扱う自己中心的な愛と見なされてきた。だがそもそもそうした超越的な自己はなぜ、絶対的に他者を必要とする愛のなかで生まれてくるのか。本研究では詩人R・M・リルケ、思想家O・ヴァイニンガー、作家R・ムージルの三人を取り上げ、従来自己中心の愛とされてきた〈精神的な愛〉を、自己と他者の相互作用に基づいた動的な営みとして捉えなおす。

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公開日: 2024-08-01   更新日: 2024-09-13  

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