研究課題/領域番号 |
24K22471
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0102:文学、言語学およびその関連分野
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研究機関 | 多摩美術大学 |
研究代表者 |
オウ ジェームス 多摩美術大学, 美術学部, 講師 (71000048)
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研究期間 (年度) |
2024-07-31 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 歴史小説 / 歴史文学 / ポール・リクール / 物語論 / 日中韓の近代史 |
研究開始時の研究の概要 |
日本の六十年代以降の歴史小説研究は、長年にわたり歴史学の研究者の関心を集めてきた。しかし、今までの研究では司馬遼太郎をはじめ、大岡昇平といった個別の作家の作品に焦点を当て、それぞれの語りや歴史意識(もしくは歴史観)を考察することが一般的であり、同時代の歴史小説家の関係を明らかにし、「日本戦後の歴史小説」というジャンルとしてアプローチする研究がなかった。そのため、本研究は個別の作家ではなく、体系的に歴史小説を研究することを可能にするため、また、テキストにおける時代と空間の設定に注目し、共通の語りの特徴を明らかにするために、フランスなどの文学理論を参照し、歴史小説向けの理論的枠組を構築したい。
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