研究課題/領域番号 |
24K22509
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0102:文学、言語学およびその関連分野
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
梅垣 緑 立教大学, 社会情報教育研究センター, 教育研究コーディネーター (01001552)
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研究期間 (年度) |
2024-07-31 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | インドネシア / ナショナリズム / 小説 / 政治的暴力 |
研究開始時の研究の概要 |
多くの「国民的物語」は歴史的な植民地支配とそこからの解放、その過程における戦争をはじめとした暴力、およびその過程の正当化の物語であるが、そうした物語は現代においては国境を越えて相互に流通し、相対化される状況で読まれることが常態となっている。本研究では、そのような基本的前提のもとに、民主化を経た1990年代以降のインドネシアを対象に、ジェンダー/セクシュアリティ、加害/被害、ヨーロッパ/アジア、階級などの多声性の点から小説を検討し、その検討を通じて国民国家論的な前提がインドネシアの小説においてどのように乗り越えられようとしているかを明らかにする。
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