研究課題/領域番号 |
24K22556
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0104:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
五三 裕太 九州大学, 比較社会文化研究院, 助教 (61001029)
|
研究期間 (年度) |
2024-07-31 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 河川イメージ / 場所論 / 中核市 / 住民意識 / 文化 |
研究開始時の研究の概要 |
地域住民が河川景観に抱く感情や価値観は個人ごとに多様な一方、川の風景や歴史には地域社会全体で特定のイメージが共有されている場合も多い。河川再生や流域治水事業の推進が図られる中、関係主体の参加や協働を促進するためには、住民の河川景観意識に集団共通性を形成する社会的な「河川イメージ」の構築過程を理解することが重要な課題である。本研究は日本の中核市を対象に住民意識の比較分析をおこない、各都市における地域住民の河川景観意識の集団共通性と、その地理的要因(環境、文化)を明らかにすることで、各個人の経験に注目してきた既存の「場所論」を超えた、社会的な「河川イメージ」の構築過程に関する理論展開を試みる。
|