研究課題/領域番号 |
24K22565
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0104:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 国立歴史民俗博物館 |
研究代表者 |
平峰 玲緒奈 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 研究員 (61002457)
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研究期間 (年度) |
2024-07-31 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 漂着軽石 / 考古遺跡 / 海域火山 / 火山ガラス / 主成分化学組成分析 |
研究開始時の研究の概要 |
火山噴出物であるテフラ(降下火山灰,降下軽石,火砕流など)は,地面に直接降下・堆積したものをイメージしやすいが,実際には水流によって運搬され,降下範囲より離れた地域に「漂着」することがある.本研究では,南西諸島の考古遺跡から出土した漂着軽石の給源火山を,化学組成に基づき推定し,海域火山噴火がいつ・どこで発生したかを明らかにする.海域火山(海底火山・火山島)噴火ではテフラの大部分が地上に堆積せず,海底へ堆積するか,遠地の海岸に漂着軽石として堆積する場合がある.そのため,日本列島周辺の海域火山活動の理解には,地上のテフラ情報に加え,漂着軽石の理解を深める研究が必要である.
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