一般化制約付マッチングに関する理論研究

• 研究課題/領域番号: 24K22605
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 0107:経済学、経営学およびその関連分野
• 研究機関: 横浜国立大学
• 研究代表者: 石田 航 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 講師 (51001060)
• 研究期間 (年度): 2024-07-31 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: マッチング / 制約付きマッチング / ミクロ経済学

研究開始時の研究の概要

人は人生において様々なマッチの機会を持つ。保育園への児童割り当ては一つのマッチの機会である。配分とは、児童を保育園に割り当てる組み合わせを表す。最もシンプルなマッチング問題において配分が実現可能であるとは、各園の割り当て児童数がその園の定員以下である状態を指す。実現可能な配分は各園の持つ定員以外に、倫理・法律など、多様な制約により限定されている。このような市場の多くは、既存研究の枠組みを用いて分析ができない。本研究は、あらゆる制約を考慮できるマッチング問題を定式化し、制約を加味した上での配分の持つ望ましさを定め、 望ましい配分を与える具体的な制度を明らかにすることで、現実社会の改善を促す。