日本企業のダイバーシティ推進行動の差異に関する総体的把握

• 研究課題/領域番号: 24K22657
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 0108:社会学およびその関連分野
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 園田 薫 東京大学, 社会科学研究所, 特任助教 (60998730)
• 研究期間 (年度): 2024-07-31 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: ダイバーシティ推進 / 日本企業 / パネルデータ分析 / インタビュー調査

研究開始時の研究の概要

本研究では日本企業のダイバーシティ推進行動に関する特徴を、性別・国籍・障害の有無といったマイノリティ人材の「多様性」の差異に着目しながら、パネルデータの統計分析と人事部へのインタビュー調査から検討する。昨今は多様性への配慮が求められ、企業でも人材のダイバーシティを尊重した雇用・活用が期待されるが、同時にその難しさが指摘される。そこで、日本でマイノリティ雇用がどのように進展してきたのかを、カテゴリー間の差異と相互の関連性という観点に着目して分析する。日本企業のダイバーシティ推進行動によって生じるマイノリティ人材のなかの雇用格差を明らかにすることが、本研究の主たる目的となる。