日本におけるネオリベラリズム思想の導入・普及の過程に関する知識社会学的研究

• 研究課題/領域番号: 24K22683
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 0108:社会学およびその関連分野
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 下村 晃平 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 研究員 (91000165)
• 研究期間 (年度): 2024-07-31 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: ネオリベラリズム / 新自由主義 / モンペルラン協会 / 知識社会学 / 日本

研究開始時の研究の概要

近年、経済学者F.A.ハイエクが結成したモンペルラン協会を中心とするネオリベラリズムの歴史研究が進展しているが、国内外の先行研究は日本人会員のネットワークの実態を把握できていない。本研究は、ブルデュー派知識社会学に依拠しながら、同協会関連資料を調査・分析し、1950年代から1970年代にかけての日本におけるネオリベラリズム思想の導入・普及過程を明らかにする。本研究は、日本の事例研究を通じてネオリベラリズムの歴史研究に貢献し、思想の国際的流通・受容過程に注目する社会学的研究を促進することを目的とする。