研究課題
研究活動スタート支援
本研究の目的は、貧困の解決に向けた政策への人々の支持・不支持の因果効果およびそのプロセスを、ヴィネット実験とインタビュー調査の組み合わせから明らかにすることである。具体的には、架空の貧困対策政策を提示し、それへの賛否を問うヴィネット実験を実施することで、人々の選好を検討する。同時に、人々がどのようなプロセスで賛否を決定したのかを明らかにするために、インタビュー調査を用いた研究も行う。以上のような本研究は、知見の点で貧困研究に貢献するうえ、方法論的な貢献を社会科学に提供することが期待できる。