本研究は、学修者本位の教育を実現するための内部質保証について、学生の声を活かす視点から探求するものである。学生の声を活かす内部質保証はいくつかの学生参画活動の事例分析があるのみで、どのように学生の声を活かした内部質保証を推進するのかは明らかにされていない。そこで本研究は大学への調査で学生の声を活かした内部質保証の取組やシステムについて整理を行い、ステークホルダーにどのような取組が学修者本位の教育を進める内部質保証だと認知されるのかといった量的調査から、学生の声を活かした内部質保証の推進モデルを策定する。
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